インタビュー

4人兄弟で5回アクセスを選んだ理由。短期留学から英国の大学へ進んだRemiさんが語る「中高生で外の世界を見る意味」

【Phase 1:4人兄弟の「原点」になった、最初の一歩】

お久しぶりです!
まずは、現在東京でどのようなお仕事をされているのか、差し支えない範囲で教えていただけますか?

今はいわゆるHRテックやSaaSと呼ばれる分野(ITを活用した人事支援サービス)の会社でマーケティングをしています。みんなが就職するタイミングで受ける「採用適性検査」ってあると思うんだけど、それのプロダクトマーケティング担当みたいなことをしています!


ご兄弟で計5回も参加していただき、先日の八王子のミニフェア(※アクセス主催の留学イベント)でお会いできたのも本当に嬉しかったです。
改めて、これまでどこの国や都市に行かれたのか教えてください!

私が2回で、他の兄弟がみんな1回ずつ行ったから、合わせて5回ですね。 私自身が飛び立ったのは、オーストラリアのケアンズとアメリカのロサンゼルス(ロス)です。オーストラリアが中2から中3に上がる春休みで、高1の冬にロスに行きました。ほんと懐かしい!


数ある選択肢の中から、アクセス留学センターを選んだきっかけは何でしたか?
また、渡航前に不安だったことや、自分なりに準備したことも教えてください!

きっかけは他のプログラムと比べてアクセスの方がリーズナブルで魅力的だったことと、大阪の説明会でえつこさんやミキティの説明がすごく丁寧で、「ここなら安心して任せられる」って親も確信したそうです。 私自身は海外が初めてだったので、語学学校とアクティビティのバランスが「これなら気負わずに頑張れそう!」って思える、ちょうどいい内容だったのが決め手でした。
また海外旅行すら行ったことがなかったので、入国審査にはすごくビビってました(笑)。だから最低限の答えを準備したり、アクセスが送ってくれたテキストはちゃんとやり込んでいきました。 ホストファミリーへのお土産選びもめっちゃ楽しかったです!フェイスパックも持っていったし、日本食っぽい感じの、消えないけど面白い形の消しゴムとかの文房具。あとはホッカイロやお菓子も持っていきました。


【Phase 2:違いを受け入れ、柔軟に寄り添う「心の成長」】

2度のプログラム参加。1回目と2回目では、現地での「過ごし方」や「意識」にどんな変化がありましたか?

行く場所が全然違うから、正直2回目のロスも最初は構えてはいました。そして自分が思い描いていた「アメリカの家庭」のイメージとの違い、ちょっとカルチャーショックを受けるタイミングがあったんです(笑)。その時もアクセスのスタッフの方がすぐに親身に相談に乗ってくれて。でも、1回目のオーストラリアの経験があったから、「海外だからこそ、私が思い描いたものはあるものの、それぞれのお家によって全然違って当たり前なんだな」って、一緒に行く子たちとの会話のなかでちゃんと理解できてたんです。もし1回目がなくて、最初からこれだったらもっと戸惑っちゃってたかもしれないけど、「この家庭はこういう家庭なんだな」と柔軟に受け止められたのは、自分自身の成長というか、意識が変わったなと思いました。


オーストラリアとアメリカ、両方でホームステイを経験されましたが、現地のファミリーと仲良くなるために、自分なりに心がけていたことはありますか?
またアドバイスなどあればぜひ教えてください!

当時の私は今よりずっと静かだったんですけど、学校であったことや自分の思ったことは、拙い語彙力でもとにかく必死に伝えようと頑張っていました。 ケアンズの初日、移動中にルームメイトが車酔いしてお部屋で少し休むことになったんです。なので、私一人でリビングにいる時間が長くて。本当に語彙力なんて微塵もなかったけど、一生懸命話しかけたり質問したりすることはめっちゃ心がけていました!
アドバイスとしては私はホストファミリーとの交流が現地だけで終わっちゃったタイプなので、帰国後も関わりを維持できなかった部分に関してはそこはすっごい後悔してます。当時はスマホを持っていなかったから連絡先も交換できず、しょうがない部分もあるけど、もっと関係を続けられるようなことを何かしたかったし、今なら絶対にするなって思います!


ケアンズとロサンゼルスそれぞれ、どんな魅力がある街でしたか? 今後行くお子様たちのために、あの街だからこそ得られた刺激や学びを教えてください!

ケアンズはすごく時間がゆったり流れてる大らかな感じが私はとても好きで、初海外があそこで良かったなって未だに思ってます。人もあったかい!スーパーに団体で行っても、みんなポジティブな意味で気さくに絡んでくれるんです。海外の温かさをあそこで知れて本当によかった。今でもまた行きたい街の一つです。 思い出は、キュランダ鉄道(私が行った時、鉄道がめちゃくちゃおかしいくらい遅れてて、それも海外を感じました笑)とか、クロコダイルファーム、コアラを見に行ったり、グレートバリアリーフに泳ぎに行ったり!とっても楽しかった!
ロサンゼルスはケアンズとは打って変わって、もう「ザ・賑やか」って感じ!外の世界に憧れて、わいわいしてるところに行きたい子にはめっちゃいいだろうなって思う。ハリウッドとかも連れていってもらったけど、日本とは全然違うし、「ちゃんと自分のことは自分で守らなきゃいけない環境」もある意味であるから、リアルに異文化に触れた感がありました。 アクティビティはやっぱりディズニーでしょ!初めて行くタイミングが、あのメンバーで行けたからこそ面白かったんだなと思うし、めっちゃ素敵な時間でした。あとまた絶対行きたいのは「インアンドアウト(In-N-Out)」のハンバーガー!


お買い物や「食」の思い出、現地で美味しかったものや、逆に「日本の味が恋しい…!」となった時の「日本食シック対策」はありましたか?おすすめのお土産もぜひ教えてください!

美味しかったのはやっぱり「インアンドアウト(In-N-Out)」のハンバーガー!でもやっぱりお米が食べられない日が続いたとき、「あ、日本の味がちょっと恋しいかも……」ってなりました(笑)。
おすすめのお土産は、オーストラリアなら、絶対に「ポーポークリーム」!赤いパパイヤのクリームなんだけど、これはマストです。もうザ・保湿って感じでめっちゃいいので、今でも現地に誰かが行くってなったら必ず頼みます! アメリカは、友達と買ったPINKのパーカーがめっちゃ思い出なのと、日本未発売だったディズニーのカチューシャ!日本に帰ってきてからも、東京のディズニーによく着けて行ってました♩


今でも心に残っている「アクセス留学センターのスタッフとの印象的なエピソードや言葉」はありますか?

全部思い出すぎてピックアップするのが難しいくらいなんですけど、オーストラリアの時は、えつこさんがもう本当にベテランすぎてプロすぎて、一緒にいるだけで安心感というか、心の安定剤みたいになってました。オールイングリッシュの環境にビビってたけど、「えつこさんと(授業後に)合流したらもう大丈夫だ」って、本当に心強かったです。
アメリカ(ロス)では、アクセスのスタッフのりさこやミキティ、メンバーのみんなとずっと一緒に回らせてもらったのが本当に楽しかったです!延々ガールズトークをしたり、ベラベラ喋ってキャーキャー言ったり。そういう距離の近さで行けるエージェントって他にないんじゃないかなって思うし、めっちゃ素敵なところだなって思います。観覧車に乗ったのも楽しかったなぁ。


そしてスタッフだけでなく、当時アクセスのプログラムで一緒に行ったお友達との出会いも大きかったと思います。
社会人になった今でも、その時のお友達との関わりや繋がりは続いていたりしますか?

ロスで一緒だった子とは今でもずっと続いてます!その後のイギリス留学のタイミングも一緒だったし、今はお互い近くに住んでいるので、どちらかが誘ったらすぐ会える関係です。 オーストラリアのメンバーとも、最近は会えてないけど、関西の子たちが結構多くて高校卒業くらいまでは毎年1回くらいは集まってお互い行き来してました。こういう繋がりができるのは本当に素敵だと思います。


【Phase 3:英語は目的ではなく「手段」。自分がマイノリティになる経験】

長期留学ではなく、中高生という多感な時期に「短期留学」で外の世界を見る意味は、今振り返るとどこにあると思いますか?

私はそもそも、最初から長期留学に行くという選択肢はなかったという背景があったので、まずは「短期からでも海外に行ってみる」っていう経験・ステップを作れたこと自体が、まず一つ大きな出来事でした。 それに、短期留学であってもその後に与える影響ってめっちゃあると思っていて。私はオーストラリアとアメリカを見たからこそ、「海外の大学に行きたい!」ってなって、イギリスへの進学を決めました。普通の公立中学に通い続けながら短期留学に行ったからこそ、「日本の中学だったらこうだけど、海外はこんな感じなんだ」っていうギャップをいい意味で見ることができた、それは短期だからこそなのかなとも思ってます。


アメリカとオーストラリア、2つの異なる環境や価値観に触れたことで、ご自身の視野はどう広がりましたか?

一言で言うとめっちゃ広がりました(笑)。分かったつもりではいたけど、「色んな人がいる」というのを体感しながら学べたのが大きいです。
自分の考えを押し通すんじゃなくて、「あ、こういう考え方の人もいるんだ」って受け止められるようになりました。「この人はこういう考え方、私はこういう考え方」って思えるようになったのは、すごく大きいです。また日本にいるとマジョリティとマイノリティがはっきりしていると思うんですけど、海外で自分がマイノリティ側になる経験をしたからこそ、大多数の方がいいという考え方じゃなく、違う考えがあって当たり前だと思える。周りへの配慮とか、言い回しを気をつけようというのも身につきました。


留学を通じて「英語(語学)以外」に吸収できた、一番大きな財産は何だと思いますか?

やっぱり「色んな考え方がある」というのをキャッチする力ですね。
あとは、海外を経験したことで、「クリティカルシンキング(物事を多角的に、客観的に分析して考える力)」もできるようになりました。他人を否定するという意味じゃなくて、「自分の考え方ってこうだけど、これでいいのかな?」って、自分の考え方を良い意味で振り返るみたいなことは、すごく身についたなと思います。


留学を経験する前と後で、「英語」という言葉に対する考え方はどう変わりましたか?

行く前までは、英語って会話をするための「ツール(手段)」なはずなのに、英語を学ぶこと自体が「目的」になっちゃってたなと思います。日本の教育がそうだからかもしれないけど、ゴールをちょっと違うところに見ちゃってました。でも、海外に行って実際に会話をすることを通して、「英語ってただの手段で、それを通して何をするかなんだ!」っていうのはめっちゃ感じました。


【Phase 4:反対を押し切りイギリスへ。「アニマルウェルフェア」との出会い】

アクセス留学センターでの短期留学を経験したあと、イギリスの大学へと進まれましたよね。
そこに至るまでに、具体的にどういった経緯やステップがあったのか、ぜひ教えていただけますか?

私は高校卒業してダイレクトでイギリスの大学に行きました! 海外の大学に行きたいって思ったのは、オーストラリアとアメリカで海外の学生たちがめっちゃ学んでるのをすごく感じたからです。日本の大学生って楽しそうだけど、私、結構勉強好きだから、「高校を卒業してあと4年しか勉強に集中できる期間がない」って思った時に、限られた期間をもうちょっと勉強にちゃんと打ち込んでみたい、頑張ってる人がいっぱいいる環境に身を置いて、自分がマイノリティになる経験をするのも面白いんじゃないかなって思ったのが理由です。
高3の時は絶賛コロナ禍の真っただ中で、当然大人には大反対されて、学校の先生にも「日本の大学を探し直した方がいい」と言われました。一応探し直したけどそこまでして行きたいと思える大学はなかったし、もう何があっても行ってみようと思えるくらい意志が固まっちゃってたから、「行きます!」って言ってイギリスに行きました。


イギリスの大学進学という大きな決断に、中高生の頃に経験したアクセスのプログラムは、どんな影響を与えていましたか?

そもそもオーストラリアにまず一歩を踏み出せてなかったら、海外の大学に行くなんて考えは、まず頭に出てきてなかったです。本当にすべての原点だし、私の人生の選択肢を一気に広げてくれたきっかけですね。


イギリスの大学では、具体的にどのような専門分野を学ばれていたのですか?

イギリスのUniversity of Winchester(ウィンチェスター大学)というところで、「アニマルウェルフェア(動物福祉)」を専門に学んでいました。
進路についてはアクセスにも相談させてもらっていたんですけど、アメリカの大学と違って、イギリスは本当に専門分野だけなんです。1年目は英語の勉強(Foundation Course)で、2年目にアニマルウェルフェアの学部になってからは本当に動物のことしか勉強しなくて、それがすっごい面白いなと思って!
元々動物が好きだったのもあるし、イギリスはその分野が強いんです。ちょうどその時「動物が置かれている現状って、日本だと結構隠されすぎちゃってることなんだな」って気づいて。「じゃあ動物はどうなってるの?」という疑問が根本にあって、たまたまその大学にその学部があったので「これだ!」と思って決めました。


向こうの大学生活(勉強や課題)はどれくらい大変でしたか?
また、その経験を経て今のご自身にプラスになっていることは?

イギリスの大学生活の2年間は、人生で一番勉強しました!授業が終わったらそのまま24時間開館の図書館にこもって、夜の12時過ぎまでずっと勉強する毎日でしたね。 その甲斐あって、周りはネイティブばかりのちっちゃい学部だったんですけど、エッセイ(論文)の成績は私がほぼ毎回トップだったんです!「ネイティブじゃなくても、ちゃんと構成を組み立てればできるんだ」というのはすっごい達成感だったし、自信になりました。 イギリスで学んだことをさらに深めるため、日本のAPU(立命館アジア太平洋大学)へ3年次編入という形で戻り、そこでの卒論でも広島の大久野島(うさぎ島)をテーマにするなど、大学生活を通して大好きな動物系をずっと突き詰めました!
やり切ったなって思える2年間だったし、エッセイやプレゼンを色んなアイデアを浮かべながら作る時間が本当に楽しかったので、論理的な考え方やクリティカルシンキングのベースとして、今でもめちゃくちゃプラスになって生きてます。


実際に社会に出てみて、「あの時、海外で経験しててよかった!」と実感する瞬間はありますか?

めっちゃあります!ちょっとやそっとのことがあっても、「あれだけのことをやったんだから大丈夫だ」って思えるし、自分の中での限界値がめっちゃ上がりました。「ここまではできるから、ここまでなら絶対大丈夫」というラインが自分の中にできているので、多少タフなシチュエーションがあったとしても「まあ大丈夫、これくらい大丈夫だよ」って思えるようになりました。
海外に行ったからこそ、ちゃんと根拠のある自信がついたし、社会でやっていく上でもすごく生きてるなって実感します。


【Phase 5:今後の夢と、中高生の間に世界を見る意義】

ご兄弟で5回も送り出してくれた親御さんへ、社会人になった今、改めて「あの時、留学に行かせてくれてありがとう」と思うことはありますか?

めっちゃ思います!本当に私のすべての「原点」だなって思っていて。オーストラリアにまず一歩を踏み出せてなかったら海外の大学に行くなんて考えも出てこなかったし、私が行ったことで他の兄弟を行かせるハードルが下がったっていうのもあると思います。
兄弟4人それぞれが参加して感じることって本当に違っていて面白いなって思うんだけど、3番目の弟も最初は乗り気じゃなくて行くタイミングを伺ってたのに、一回行ってみたら私と同じように「また海外行きたい!」って、外向きのいい感じの矢印が向くようになったり。来年から看護師になる、もう一人の弟も「海外で看護をやるのも選択肢だよね」って言うようになったり。本当に一回行ってみないとそうはならなかったと思うから、兄弟4人全員の選択肢が、一気にボーンって広がったなと感じてます。だから、本当に行かせてくれてありがとうって伝えたいです。


これから留学に行こうか迷っている中高生や、その親御さんへ、メッセージを送るなら?

私は「やらない後悔より、やって後悔した方がいい」と思ってるタイプです。だから「行こうかな、どうしようかな」って迷ってるんだったら、とりあえず行ってみてください!
行ってもし合わないなら、日本にいようと決めればいいと思うし、行ったことがなくて迷ってるなら、一旦行って自分の肌で感じたり、見てみたりしてほしい。それによってこれからの選択肢が増える子もいれば、逆に方向性が狭まって決まる子もいると思うので、まずは行ってみてくださいって思ってます!


最後に、一人の社会人として、これからの「今後の目標や夢」を教えてください!
また、改めて「中高生の間に世界を見る」というのは、これからの時代を生きる子供たちにとってどういう意味があると思いますか?

私は「海外に行きたい!」っていう時と「やっぱ日本がいいな」っていう波があるタイプなんだけど(笑)、日本の新卒カードを使って一度社会人を経験した今、また海外に行きたいなって思えてます。また海外に出てアニマルウェルフェアを学んだり、博士(ドクター)まで取ってみたりできちゃったりしないかな、なんて思っているので、どんどん外に出ていきたいなというのが今の夢です。
中高生の間に世界を見る意義は本当に、選択肢が広がるということ。それから「自分の悩みってこんなちっぽけなんだ」って思えるくらい、世界が広いってことを体感できる機会だと思います。経験することによって得られる自信だったり、「大丈夫大丈夫」って自分を落ち着けられるようになる、自分自身で持てる根拠みたいなものが絶対にみつかると思うので、それは「行ったらわかる意義」なんじゃないかなって思います!

Remiさん

PROFILE:
アクセス留学センターを通じて、中学2年生でオーストラリア・ケアンズ、高校1年生でアメリカ・ロサンゼルスへの留学を経験。
その後、University of Winchesterと立命館アジア太平洋大学で学び、現在はHR Tech企業でマーケティングに携わっている。