
秋も深まり、温かいドリンクをお供に読書を楽しむのにぴったりの季節がやってきました。今月のテーマは「ハロウィン&ミステリー」!
ちょっと不思議でゾクゾクする世界観を楽しみながら、英語力もアップできるおすすめの3冊を難易度別(初心者・中級者・上級者)にピックアップしました。自分にぴったりの1冊を見つけて、ぜひ秋の洋書読書を楽しんでみてくださいね。
📖 今月のラインナップ(目次)
👻 ① 初心者・絵本レベル:『Miss Nelson is Missing!』

📘 本の基本情報
優しかった先生が突然消えた!?学校中が大パニックになる名作絵本。
- タイトル: Miss Nelson is Missing!
- 著者: Harry Allard / 絵: James Marshall
- 難易度: ★☆☆☆☆(絵本・英語初心者~)
💡 あらすじ(ネタバレなし)
207号室の生徒たちは、言うことを聞かないお調子者ばかり。優しく微笑むネルソン先生(Miss Nelson)が何を言っても聞き入れず、授業中はやりたい放題です。
ところがある日、ネルソン先生が学校に来なくなってしまいます。代わりに入ってきたのは、黒い服に身を包んだ恐ろしい顔つきの代行教師「ヴァイオラ・スワンプ先生(Miss Viola Swamp)」!
「おしゃべり禁止!」「宿題は大量!」と超スパルタなスワンプ先生に怯える子どもたちは、姿を消した大好きなネルソン先生を探し始めるのですが……!?
- 絵の力でスラスラ読める: イラストが分かりやすいため、分からない単語があってもストーリーが自然と頭に入ってきます。ラストのクスッと笑えるオチも最高です。
- 生きた学校英語が学べる: 「Be quiet!」や「Say your alphabet!」など、実際の海外の学校で使われるリアルな日常表現の宝庫です。
💬 覚えておきたいフレーズ
"The kids in Room 207 were the naughtiest class in the whole school."
(207号室の子どもたちは、学校中で一番のいたずらっ子クラスでした。)- naughty(ノーティー): 「いたずらな」「言うことを聞かない」という意味で、ネイティブの保護者や先生が日常会話でよく使う定番単語です。
🍫 ② ヤングティーン・中級レベル:『Matilda』

📘 本の基本情報
天才少女マチルダが知恵と不思議な力で、恐ろしい校長先生に立ち向かう爽快ストーリー!
- タイトル: Matilda
- 著者:Roald Dahl
- 難易度: ★★★☆☆(児童書・中級〜 / 英検準2級〜2級程度)
💡 あらすじ(ネタバレなし)
5歳にして図書館の難解な本をすべて読み破ってしまうほど天才的な頭脳を持つ少女、マチルダ。しかし、彼女の家族は読書を見下し、くだらないTVばかり見ている意悪な人たちばかり。
学校に入学したマチルダを待っていたのは、生徒を投擲(とうてき)したり暗い部屋に閉じ込めたりする恐ろしい校長先生「トランチブル校長(Miss Trunchbull)」でした。理不尽な大人たちに対し、マチルダは自身の「頭脳」と、ある日目覚めた「特別な力」を使って爽快な復讐(いたずら)を開始します!
- 大人も引き込まれる爽快ストーリー: 弱者である子どもが、知恵を絞って理不尽な巨悪(大人)に立ち向かうストーリーラインは爽快感抜群です。
- ロアルド・ダール特有の表現力: ユーモアあふれる毒のある描写や、韻を踏んだ楽しい表現が多く、英語の語彙力や表現力を伸ばすのに最適です。
💬 覚えておきたいフレーズ
"Never do anything by halves if you want to get away with it. Be outrageous."
(やり通したいことがあるなら、中途半端にやってはだめ。思い切り破天荒にやりなさい。)- do by halves: 「中途半端にやる」という意味の英熟語。マチルダの力強さを象徴する名言です!
🏰 ③ 大人・上級レベル:『Rebecca』

📘 本の基本情報
屋敷に漂う前妻レベッカの恐ろしい影……ゴシック・サスペンスの最高峰。
- タイトル: Rebecca
- 著者: Daphne du Maurier
- 難易度: ★★★★★(本格英米文学・上級 / 英検1級レベル)
💡 あらすじ(ネタバレなし)
若く控えめな語り手(主人公)は、旅先で出会ったイギリスの大富豪マキシム・ド・ウィンターと電撃結婚し、憧れの邸宅「マンダレイ」へと移り住みます。
しかし、広大な屋敷には、事故死した前妻「レベッカ」の面影と気配が今も濃く残っていました。屋敷を取り仕切る不気味な家政婦ダンヴァース婦人からの冷酷な視線、そして邸宅全体を包むレベッカの影に、主人公は次第に精神的に追い詰められていき……。
- ゴシック・サスペンスの不朽の名作: 冒頭の有名な一文から一気に物語へ引き込まれます。サスペンス・ミステリー好きには絶対おすすめの最高峰です。
- 美しく描写力豊かな本格英文: クラシカルで洗練された英語表現が美しく、洋書ならではの情景描写や繊細な心理描写をたっぷりと堪能できます。
💬 覚えておきたいフレーズ
"Last night I dreamt I went to Manderley again."
(昨夜、わたしはまたマンダレイへ行く夢を見た。)🍁 まとめ:自分に合った1冊で秋の洋書読書をスタート!
今回は、秋の夜長に読みたい難易度別のハロウィン&ミステリー洋書3選をご紹介しました。
サクッと気軽に絵本で楽しみたい方は 『Miss Nelson is Missing!』
爽快なストーリーでワクワクしたい方は 『Matilda』
重厚なミステリー世界にじっくり浸りたい方は 『Rebecca』
ぜひご自身のレベルや気分に合わせた1冊を手にとってみてくださいね!