

【Phase 1:すべては中1のケアンズから。家族で選んだ最初の一歩】
まずは今、ロンドンの大学でどんな勉強をされているのか、改めて教えてもらえますか?
ゴールドスミス大学のBAデザインという、デザインを専門的に学ぶ学士課程(大学のコース)で、デザインを学んでいます。
大学生活の中でギャップイヤー(休学期間)も経験されましたよね。
あの期間は、Ayanaさんにとってどんな時間でしたか?
大学1年目の時は、いきなり入ってから色々やらなきゃいけないことがいっぱいあったし、こっちの勉強方針にも慣れていなくて、すごい焦ったりこんがらがったりすることが多かったんです。
でも、海外では一般的な「ギャップイヤー」を1年置いて、心に余裕が生まれ、落ち着いてからまた気持ちを切り替えて勉強に戻ることができました。
改めて、これまで「どこの国や都市」に渡航されたのか、教えていただけますか?
私は、中1の終わりにオーストラリアのケアンズ、中3から高1になる春休みにロサンゼルス、そして高3の夏にイギリスのバースに行きました。 妹も、私と同じようにケアンズとロスの2回、アクセスのプログラムで渡航しています。
そもそも一番最初の「ケアンズ」に行くことになったきっかけや、当時のアクセス留学センターの第一印象って覚えていますか?
最初はお父さんがアクセスを見つけてきてくれて、しかも家から近い場所に事務所があるってなったんです。それをたまたま中1の時の担任の先生に話したら、「その会社、知ってますよ!」って言われて、「あ、じゃあ安心かも」となって説明会に参加しました。
また第一印象は「アットホームでいいな」でした。観光地やアクティビティなどの押さえるところはしっかり押さえつつ、ちゃんとホームステイもあるし、サポートも手厚そう。大手じゃないからといって「こぢんまりしすぎてて、ちょっと怖いな(大丈夫かな?)」っていうネガティブな印象は全然なかったです。


【Phase 2:進路の選択肢を広げた、バースでの「4週間の挑戦」】
高校3年生の時の「バース(イギリス)」のプログラム。
飛び立つ前や滞在中、どのような心境の変化や期待がありましたか?
バースに行くときは、もう何回か短期留学を経験していたので、自分がある程度「家から離れた場所でもやっていける」っていうのが分かっていました。
現地では、まずアクセスのグループツアーとして2週間滞在して、その後さらにプラス2週間、個人として残って滞在したんです。
それを通して「もっと長く海外にいたいな」と思い始めていたので、もっと英語を喋れるようになりたいし、不安もあまりなかったので、「このまんま一回長期で留学しよう!」という強い気持ちになりました。
バースのサマープログラムに通う中で、「あ、日本とはここが違うな!」と新鮮に感じたことはありましたか?
イギリスの学校は、年齢が低い子でもすごく「自分でやろう」とする、子が多かったです。「一人でできるもん!」みたいな(笑)。
先生たちも「あなた一人でできるよね。何かあったら助けるけど、まずは自分でしようね」というスタンスなので、日本と比べて、自分で考えて行動したり、自己解決していかないと!っていうのはすごく思いました。
多様な価値観に触れていく中で、ご自身の「物事の捉え方」はどのように広がっていきましたか?
ちょっとタフになりました(笑)。言語の壁やカルチャーショック、日本での普通が普通じゃないことが小さないろんな場面であったんですけど、それを無意識に自分なりに克服していくうちに、「まあ、何があっても大丈夫。なんとかなるや!」っていうマインドがつきました。
「ホームステイ」と「寮(レジデンス)」の両方を経験してみて、それぞれのリアルな感想を聞かせてください!
ホームステイの魅力はやっぱり「留学といえば!」という憧れがあったし、現地に住んでいる人のお家にいさせてもらうので、実際のリアルな生活を体験できるのがすごくありがたかったです。大人のホストファミリーがいてご飯もちゃんと出てくるので、自分で何とかしなきゃってあまり考えずに、安心感がありました。
寮(レジデンス)の魅力は 同年代の子たちと一日中一緒に過ごせるので、友達作りには最高でした!夜までアクティビティがあったりして、英語でコミュニケーションを取らなきゃいけない海外の子たちと、より深く友達になれたのは寮の方だったなと思います。


【Phase 3:【スタッフ目線】裏側から見て初めて気づいた「アクセスのこだわり」】
バースでのプログラムを経て、最終的にロンドンの大学へ進学するという大きな決断ができたのは、ご自身の中でどんな想いがあったからですか?
最初はとにかく英語が喋れるようになりたくてケンブリッジの語学学校に入ったんですけど、「日本に帰りたくないなぁ、もっとずっと英語を喋り続けたいな」と思って。それならイギリスの大学に進学しようとなって、イギリスで強いアート系を調べていくうちに、一番環境が良くて選択肢がずば抜けて多いロンドンの大学にしようと決めました。実際に何回かロンドンに行った時に、首都っぽくはあるけど落ち着いているところもあって、ここなら心地よく過ごしていけそうだなと思えたのも大きかったです。
ケアンズ、ロサンゼルス、バースと3つの異なる街を経験して、それぞれどんな違いや魅力があると感じましたか?
ケアンズは気候も人もとにかくあったかくて、ほがらか!みんなリラックスしているし、緑も多くて、すごくマイペースに生活できそうな街です。
ロサンゼルスはみんなが想像する通りの大都市で、アクティビティもめちゃくちゃ多い!ハリウッド映画に出てくるような、あのテンションの高さがそのまんま街になっている感じで本当に楽しかったです。
最後に参加したバースは学校の中のイメージが強いですが、すごく静かで、だいぶ落ち着いている綺麗な街だなという印象です。
こうやって中高生のうちに色んな国や街の「肌感の違い」を実感できていたので、大学進学のときに「私はイギリスの雰囲気が合っているな」って迷わず決めることができました。
一昨年には、ロサンゼルスのプログラムに「同行スタッフのインターン」として一緒に参加してくれましたよね!
サポートする側に回ってみて、どんな発見や楽しさがありましたか?
みんなとても楽しんでたけど、留学って本当に「合う子、合わない子」がリアルにいて、最初はホームシックで(日本に)電話しちゃう子がいたり、つい日本人同士で固まっちゃう子がいたり。私は生徒のときそういうのがなかったので、「結構ラッキー(恵まれていた)だったんだな」って初めて気づけました。
でもその一方で、英語が喋れなくても無理やり先生や海外の留学生にノリで絡みに行っている子もいて。そういう子の方が、やっぱり楽しそうだし英語も伸びるんだろうな、というのを客観的に見ていてすごく感じました。
同行スタッフを経験してみて初めて気づいた、「アクセス留学センターのこだわり」や「裏側の大変さ」はありましたか?
一番大変で、一番大事だったことは 生徒たちの名前と顔を、とにかく早く覚えることです。早く覚えないとトラブルにすぐ対応できないし、写真を全員分しっかり撮るためにも必須なんです。それに、名前を覚えていると生徒側も「あ、私ちゃんとおぼえられてる」って安心するから、信頼関係に直結するんですよね。みんなが話しやすい環境を作れるように、自分から進んで声をかけるコミュニケーションはすごく気遣いました。
初めて気づいた「アクセスのこだわり」 は、アクセスって、本当に生徒との「距離感」が他にはない感じで!スタッフの誰を見ていても、感覚的には友達みたいに近くに寄り添っているのに、締めるところはめちゃくちゃ厳しくバーッと言うから、メリハリが本当にすごい。でもそれはやっぱり海外経験をしている人たちだからこそ。「ただヘラヘラしてるだけじゃ海外では生き延びていけない」というリアルを、あったかい距離感の中で経験させてくれるのは、アクセスの本当に素敵なこだわりだと思います。
「日本人のグループで行くと英語が伸びないのでは?」という疑問に対して、アクセス留学センターの「グループツアーだからこそ得られる価値」はどこにあると感じますか?
私は、海外経験があまりない子や、留学が初めての子に一番いいプログラムだと思います。ガチの一人留学だと、自由な時間が多すぎて逆にアレンジが大変だったりするけど、アクセスはある程度スケジュールが決まっていて、安心できる提携校で勉強できるから信頼感が全然違います。
確かに、全部一人でやる方が英語を話す時間は増えるかもしれないけど、それが全員にとっての最短距離かというと、メンタルの強さ的にも難しい部分があると思うんです。まずはこういうツアーで土地勘や国の雰囲気を掴んで、「意外といけるじゃん!」って自信を出していくステップにした方が、絶対に楽しいし良い経験になります。それに、全国から集まる全然知らない子たちと1~2週間一緒に頑張って過ごすこと自体、すごく成長できます!


【Phase 4:「みんな違うから、自分もこのままでいい」ロンドンで広がった心のキャパ】
今はロンドンで暮らされていますが、現地の日常生活や街、人からどんな影響や刺激を受けていますか?
一番は、すごくオープンになって、どんなことにも寛容に視野が広がりました。ロンドンって、ヴィーガンの人がいたり、色んな宗教、色んなアクセント(訛り)の人がいて、みんながみんな全然違います。その違いに慣れたので、日本みたいに「えっ、周りと違うから怖っ」ってなるんじゃなくて、「あ、そうなんだ!へー、いいね!」って受け入れられるキャパが広がりました。みんなが違うからこそ「自分も自分のままで、このままでいいんだ」って物怖じしなくなりましたね。 あとは海外特有の「自分で行動しないと誰も何もしてくれない」という環境だからこそ、自発的に話しに行ったり行動したりする力はめちゃくちゃ身につきました。
海外の大学で「デザインを専攻する」というのは、具体的にどんな大変さや、逆に面白さがありますか?
大学に入った瞬間、周りの英語のスピードや言い回し、スラングなどのレベルが急に上がったことは本当に大変でした。それと、私の大学(ゴールドスミス大学)のデザインは、クライアントのために作るのではなく、抽象的な課題に対して自分でアイデアを広げていくコンセプト重視の学部なんです。最初はプロジェクトの概要を完全に理解するまでにすごく時間がかかったし、自分がどう困っているのかを先生に伝える「言語化」やニュアンスの伝え方には、本当に苦労しました。
だけどただのモノの作り方ではなく、「一人でアイデアをどうやって深く追求していくか」というプロセスを学べるのが、すごく自由で楽しいです!それと、先生との距離がものすごく近いのも魅力。生徒に対するスタッフの量が多い大学なので、一対一で友達みたいに関係性を築けるのは本当に面白い環境だなと思います。
自分らしく生きるために、大切にしているマインドや自分を整えるルーティンはありますか?
「自分の機嫌の取り方」を自分で知っておくことです。 ロンドンは歩いているだけでも楽しいので、ふらっとカフェに行ったり散歩をしたり、自分が一人でできる好きな時間を過ごすようにしています。たまに「今お菓子を作らないと頭がおかしくなっちゃいそう!」っていうときがあるけど(笑)、そういうときは買い出しに行って、料理やお菓子をめちゃくちゃ作ってストレスから距離を置きます。あとは、一人でいる時間と、友達と一緒にいてエネルギーをもらう時間のバランスを半々で上手にとることも、大切にしています。
世界に出ていく上で「英語ができることの強み」、そして「現地の文化や価値観そのものを学ぶ大切さ」についてはどう思われますか?
やっぱり、話せる母体がめちゃくちゃ増えるというのはすっごい強みです。英語ってネイティブだけじゃなく、世界中の人がコミュニケーションツールとして使っているので、英語ができるだけで自動的にいろんな国の人と話せて、自然と視野が広がります。 観光地を見るだけじゃ理解できないことも、人とコミュニケーションを取ることで初めて、今何が起きているのか、どういう文化なのかが分かってくる。日本の中だけの価値観や日本人だけの基準で生きていると、国際的には通用しないこともいっぱいあるので、「あ、世界にはこういうこともあるんだな」と肌で知っておくためにも、やっぱり言語(英語)は絶対に必要だなと思います。


【Phase 5:1〜2週間でも一生の自信に。「大抵のことはどうにかなる!」】
ご自身の選択をいつも信頼して見守り、たくさん送り出してくれた親御さんに対して、今改めて感じることはありますか?
当時中1だった私は、海外に興味があっても調べ方すら分からなかったので、一番最初にケアンズのプログラムを見つけて連れて行ってくれたことは、本当にありがたかったです。
それに、私が本格的にイギリスの大学へ進みたいと伝えたとき、日本の一般的な進路とは全く違う選択だったので、親としてはきっと不安もあったと思います。
それでも「やりたいことしなー、困ったらいつでも電話してきな」って、親の理解と、いつでもサポートしてもらえる安心感をくれたから心強くて、海外で自由に挑戦することができました。
たとえ数週間という「短期留学」であっても、中高生のうちに外の世界を見に行く意味や、そこで得られる財産は何だと思いますか?
一番の財産は、やっぱり「自信」がつくことです! 私も初めてケアンズに行った最初の一週間は、喋れない英語でやり取りしなきゃいけないし、自分で解決することばかりで正直しんどかったんです。でも、帰る頃には「もう大丈夫!」って思えている自分がいた。1~2週間という短い期間でも、中高生にとってはものすごい自信になります。 それに、高校卒業前のまだ頭が柔軟な時期に「郷に入っては郷に従え」で現地のリスペクトを学び、「自分の育った日本の環境や普通が通用しない世界があるんだ。色んな価値観の人がいるんだな」と体感しておくことは、大人になってからもずっと役に立つ大きな強みになります。
これから留学に行こうか迷っている中高生や、その親御さんへメッセージをお願いします!
不安があっても、少しでも興味があるなら絶対に一歩を踏み出して行ってほしいです! 大抵のことはどうにかなるし、みんな現地に行けば自分自身でどうにかしちゃいます(笑)。万が一何かあっても、アクセスにはしっかりしたサポート体制があるし、解決してくれます。とにかくまずは挑戦してみるのが一番大事だと思います!
最後に、Ayanaさんのとって「アクセス留学センター」とはどんな存在か、そして「今後の目標や夢」を教えてください!
アクセス留学センターはお友達?(笑)でも一言でいうなら、もう「様様(さまさま)」です。最初の短期留学だけじゃなく、その後のケンブリッジ留学やロンドンの大学進学のときも、ずっとアクセスにサポートしてもらいました。自分で一から調べるのと、海外経験が豊富でパイプも知識もあるプロと一緒に進めるのとでは全然違います。
そしてこのまま海外でデザイナーとして生活していけたらいいなと思っています。もしチャンスがあれば、日本の伝統工芸などと海外を繋ぐような、素敵な「渡し船」のような存在になれたらいいな、というのが今の夢です。

Ayanaさん
PROFILE:
アクセス留学センターを通じて、2014年にオーストラリア・ケアンズ、2016年にアメリカ・ロサンゼルス、2019年にイギリス・バースへの留学を経験。現在はイギリスに在住し、Goldsmiths, University of Londonに在学中。